嬉しいお知らせがあります。 昨日、急に映画チラシ展の開催が決まりました。 開催日は4月8日(火)から18日(金)までです。 内容的には、日本の映画を20展(韓国と日本のチラシ20点ずつ40点)、韓国の映画を20点(同様合計40点)、第3国の映画(アメリカ、香港等)を20点(同様合計40点)以上60点(1枚の額に韓国と日本のチラシ各1枚ずつ)とポスター10点ほどを展示する予定です。 お忙しいなか、集めにくい日本の資料をたくさん送っていただき、ありがとうございました。 この展示会が無事行われる様になったのも服部さんのお陰です。心から感謝しております。 展示会のときは、もしご都合上問題がないようでしたら、ぜひお越しください。待っております。 それでは失礼します。 孔章源 |
これは、在大韓民国日本大使館公報文化院(日本文化院)に勤務されている孔章源(コン・ジャンウォン)さんから3月6日に送られてきたEメールの文面である(「映画チラシ展」については2002年9月5日または2003年3月6日のぼやきを参照していただければ内容が理解できるはずである)。
実はこの2日前、つまり3月4日、孔さんから「チラシ展は今すぐは開催できそうもないです。うまくいけば来年のお正月か、2月になると思います」というメールを受け取ったばかりで、私はちょっと気落ちしていたのだが、おそらく孔さんも同じことだったろう。
そういう経緯があるため、孔さんのメールの文面に、ちょっと “歓喜” 的な雰囲気を感じた。
孔さんとの出会いは、2001年の韓国珍道中をご覧いただければおわかりかと思うが、ここで簡単に説明を。
2001年4月、初の単独渡韓の際に、韓国藝術総合学校音楽院の閔庚燦(ミン・ギョンチャン)教授のもとを訪ねて日本大衆文化開放に関する情報を教えていただいた時、閔教授を通じて紹介され、そして翌年9月の渡韓の際にもお会いすることになった。そこで「映画チラシ展」の企画を教えられることとなるのだが…。
「映画チラシ展」はその後、「韓日映画リーフレット比較展示会」という正式名称が与えられた。
この「韓日映画リーフレット比較展示会」をこの目で見届けたいということで、今回の渡韓は決定したわけである。
話は変わるが…、
昨年末のとある学会で韓国における日本大衆文化開放の現状を報告した際ところ、私の報告内容を韓国批判と受け取った司会者、韓国人留学生から激しい攻撃を受けた。「そんなことがあるはずない!」というのが理由だった。
しかし、私はこの目で見たのである! この耳で聞いたのである! それが否定されたとなると、反論材料をさらに見つける必要がある。
そして、2003年度の日本大学国際関係学部「社会変動論」では「日本大衆文化開放」をテーマの一部に掲げることにしたので、そのためにも最新ネタの蒐集も欠かせないところである!
とにもかくにも、こうして今年も韓国行きが決定したわけである。