帰国後のYoshibei



3月25日(日)

昨夜、韓国で購入した「日本マンガの韓国語版」を詳しく分析するため、帰国して間もない私の所へ「同行者」が来てくれた。お土産を渡す手間が省けた。なのに昨夜は、疲れがそこそこたまっていたようで、肝心の作業もままならず、フトンに入ったらすぐに意識が遠のいた…。

気が付けば、午後。起きて部屋を見渡すと、韓国で購入した物で部屋が占領されているのがわかる。今回は実質2日での行動だったのと、一人での移動だったことを考慮して、購入物は少なめにおさえた “つもり” だったのだが…。たしかに、“いつも” に比べると少ないとは思われるが、一般の人と比べると “多い” のだろう。まずは、この荷物の避難場所を作らなくてはならない。

韓国で購入したマンガの日本版(要するに、オリジナル版)で「同行者」も私も所有していない作品を、書店で探した。が、『神の雫』の1巻目が見当たらない…。日本でも流行っているであろうことを思い知る。

それにしても、今回購入した日本マンガでも、研究や講義のネタになる部分がたくさんある。それは、講義で学生たちに紹介することとして、ここでの記述が避けるが、よくもここまで “叩けば出る” ような状況が続くのか…と、改めて大衆文化研究の奥深さを知った。

気分転換に、量販店でゲームソフトを見て回った。そういえば、ソウルの街を歩いていてPSPを持って歩いている人を何人か見た。公衆無線LANと連携して使用できるらしいのだが、おそらくその人たちは無線LANでネットワークゲームをしていたのだろう。韓国ITのすごさを見たような気がした。

機内でサービスされたスナックを大切に持ち帰ったが…ドンキホーテで見つけたスナック話は違うが、往き帰りのユナイテッド航空で軽食と一緒に出されたスナック菓子を、帰り便では食さず、大切に持ち帰ったのだが…、今日「同行者」と一緒に横浜西口のドンキホーテに行き、入口で同じスナックが大量に売られているのを見てしまった! 「同行者」は私に「見なかったことにしよう! 忘れよう!」と何度も声をかけてきたが、何とも言えぬ切なさが募ってきた…。

今回の渡韓で得られたことが、新年度の講義や研究にどこまで活かせるのだろう…。